ロードス島戦記RPG 魔神戦争 外典・命根の書 第3話「命綱、その糸は何本」
- AGLA
- 2019年12月15日
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周辺の村々からの避難民であふれかえるグリンノーザの街。 魔神の出現に加え、飢えと晩秋の寒さが人々を襲う。 人口が急に2割増しとなった状況で、これから本番となる厳しい冬を乗り越えなければならない。 衣類、食料、住居、すべてが不足していた。 アスフィー、JB、ロレン、ティーネの冒険者パーティは、新たに戦士オーガスを加え、ライバル冒険者“茨の”ルーの後を継いだマガトたちやヤック傭兵団とともに、街の衣食住を充足させるための依頼を次々と受けていく。 ナザール山脈に分け入って木材や石材を切り出し、村落に置いてきた家畜たちを移送・屠殺し、ヴァリス領アダンとの行商隊を護衛し・・・・・・幾度か依頼を失敗したり腰をやったりしつつも、順調に冬支度が進む。 物資が揃ったところで、それらを狙う山賊や食料を腐らせようとする姿なき魔神たちが出現したが、首尾良く手分けして討伐に成功。 十分に並んだ冬の備えに、人々はようやく安堵の表情を浮かべるのだった。
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